私はもともと酒の飲めない家系で育ったため、アルコールの解毒能力が著しく低い。
若いころは銀座や新宿のバーで、当時流行っていたハイボール（今また流行っているらしいけど）を２杯も飲むとその後すぐ頭痛と吐き気が襲ってくる状態だった。
それでも近年はシャンペンやスパークリングワインと言うワイン系発泡酒の天敵を除けば、かなり呑んでも以前のような症状にはならなくなった。苦味のあるカンパリをソーダやオレンジジュースで希釈したもの（カンパリソーダ、カンパリオレンジ）、松の臭いがすがすがしい、ジンをジンジャーエールで希釈したもの（ジンバック）、ノイリープラを少々加えたもの（マティーニ）まで嗜めるように成長した。
ゴミ屋敷片づけで、目一杯疲れて床に就くときや長距離運転をしたときは別として、あまり体を使わなかった日にはこれらのカクテルの力で就寝後数時間の眠りを買っている。
飲まないと一時間おきに便所に行かなくてはならない体調は辛いものがあり、お酒に頼った生活が続いているのだ。
日本酒のあの臭いだけは勘弁してもらいたい。

もともと頭はぼ～っとしているほうだが、昨日の作業は炎天下に長く居たため、普段以上に頭がぼ～っとしてしまった。
総勢八人で朝８時にスタート。一戸建てのお宅にお父さんと兄妹が住む三人家族。
使わなくなった品物や購入したが使うあての無い段ボール箱の開梱されてない物、戴いた引き出物など、一階も二階も山のように積み上げられていた。幸い掃き出し窓の南側が駐車スペースになっていたので、パッカー車と無蓋トラックのお尻を窓の側まで着けられたので作業スピードの点ではありがたかった。途中１１時近くになって、別の引越し依頼があったため、２名は現場から引越しの出発地厚木市へ向かわせ、以後６名での作業が続いた。
昼食後さらに暑くなった現場での作業は３時近くまで続き、終了した。お客様に喜ばれながら社に戻り、後片付けの後解散、皆も疲れたであろう。ご苦労様。
一方引越し組みは依頼者の外国人の男性と和やかに作業を済ませ、夕刻帰社。私と違って若い人は元気が残っていた。うらやましい限りだ!