彼は派遣労働で生計をたてているとのことで、現金も持たず、クレジットカードもなく、両親も年金で細々生活をしているとのこと。彼の財布に入っていた何がしかの紙幣と、父親に彼が懇願して借りた何がしかを足して、我々の人件費と、段ボール箱の代金を決済してもらい、ある程度の荷物はコンテナーに収まった。その荷物というのが、安物の衣類、下らないエロ雑誌やマンガ本、ぬいぐるみ等、私たちにとっては取るに足りないものばかり。
そんなものを月額38000円も取られるコンテナーに収納するより、部屋のもの丸ごとゴミとして私に処理を依頼したほうが出費がうんと少なかったものを。
しかも明日から住む家もないのだ。事情があって、両親の家に住むこともでかいないし、当分寝る場所も確保できていないという。
ゴミをだいじごっそうに高い賃料のコンテナーボックスに収納し、自分の棲家も確保できないおろかさに、「何を考えているんだろう?何も考えていないんだろう!」と、ただただあきれる作業現場であった。
月別アーカイブ: 2011年2月
何を考えているんだろう???
何を考えているんだろう??? 何も考えていないんだろう!!!
昨日昼近くになって、お兄さんから電話があり、「急にアパートを出なくてはならなくなったので、室内の全ての物を昨日契約が済んだコンテナー倉庫へ運んで欲しい」とのこと。
現場に息子と二人で行ってみると、案の定ごみ屋敷。作業料金も決まり、もって行った段ボール箱に物を詰め始めたが、手持ちの段ボール箱もそこをつき、おりしも昼食時間になってしまったので、一度事務所に戻り、腹ごしらえをし、山のように段ボール箱を補充し、再び現場に戻った。突然部屋を出なくてはならなくなったのは、たぶん店賃を滞らせた結果だろうと思い、「前金で半額戴きたいのですが・・・・」というと、一週間先に少し、その後の金額はどこかで工面する」との答えで、私は「仕事をして、作業料金をいただけない可能性が大きいので、ここまでの品物はコンテナーまで入れてあげるが、そこまでの料金は今日、現金決済をお願いしたい」と、詰め寄った。
戦利品??
賭け
実は(to tell the truth)
今日は私の誕生日だ。
大東亜戦争も終盤にかかった1944年2月23日、東京府芝区新堀町28番地にて出生した。
母に背負われたびたび防空壕に逃げ込んだらしい。
終戦を待たずして、両親の出生地の南多摩郡鶴川村野津田へ強制疎開で戻って、以後その地で大人になった。
そんな人生を送った私もとうとう67歳になった。
息子が「今日は俺が飯をご馳走してやる」といっている。
甥からも何かプレゼントが来るだろうと楽しみにしている今日この頃である。
重なる電話
今朝は次々電話がかかってきて、てんてこ舞いをした。
西新宿に住むお姉さんは「マンションの9階から不要品を搬出処理してもらうのにいくらかかる?」
あるおばあさんは「この間テレビに出ていたところでしょ?」「間もなく田舎に引っ込むので東京の住まいの大半のものを始末したいの」
そして東京都北区のある飲食店のご主人からは「串焼きの店をたたむので什器備品を片付けたい。それについては見積もりに来て欲しい」と。
13時の約束で北区に向かった。何軒か電話をしたが電話に出ない業者や、出ても感じの悪い業者が多かった。そんな中、私に白羽の矢が立ったとのことで、即決した。
値切りの交渉はあったが、折角私を呼んでくださったので、勉強させていただいて、明朝作業をすることとなった。
寝過ぎた~~~~~
今朝5時少し過ぎに目が覚め、そろそろ起きなくちゃ~と思いつつ、また寝込んでしまい、気が付いたら6時20分。あわてて歯磨きを済ませ、トラックに飛び乗った。宇都宮へ9時には入りたかったのだが、朝の通勤ラッシュで国道16号線は悲惨な状態に。
結局お客さんのところへ着いたのが10時少し前。結局3時間20分ぐらいかかってしまった計算だ。作業を済ませ、電話がかかってくるのを待ちながら帰路に着いたが、宇都宮市内での依頼はなかった。
今月はハイシーズンにも拘らず、売り上げも悲惨な状態だ。
生活保護の申請でもするか?
宇都宮へ行って帰ってくると朝の通勤時間帯割引を片道利用しても通行料金と燃料代で10000円強かかる。今後この問題を何とかしなくてはならないのだが、宇都宮に常駐するのはいやだし、何かいい案はない?子猫ちゃん!
老人ホームから
先日依頼のあった町田市内の老人ホームの片付けがあった。
人生の終末を過ごす場所として、病院のベッドの上、自宅の布団の上、そして老人ホームでと、さまざまな方が居られる。
いずれの場合も周囲からいつくしみ深く支えられて最後を迎えられればそれが幸せなのだろう。
私は家内と息子に看取られて死にたいと思っている。
施設へ入居される方の荷物の搬入、そこで亡くなられた方の荷物の搬出などを頻繁にお手伝いしているが、私は老人ホームで死を待つのは避けたいと思う。
先日別の施設で亡くなったおばあさんの不要品処理の作業の支払いをされたのはお寺の住職の奥さんだった。
いろいろ理由もお有りかと思うが、こんなケースはいかがなものかと思った。
残念無念!!
明日は宇都宮へ行く。
先週依頼のあった250ccのモーターサイクルの処理を依頼されたので「安くやりたかったら来週にしてくれないか」とお願いしたら、「来週でも良い。来る前の日にでも電話を欲しい」とのことだった。そんな中、今朝、明日の依頼で女性からか財道具を片付けに来て欲しいという依頼が入ったので、2件一緒なのでちょうど良いな!と思い、電話をしたら、「もう片付いてしまった」とのこと。
結局たった一件の為に宇都宮まで行かねばならなくなった。
残念無念合わせてくねん!!
現地を離れる前にもう一件電話が入る事を祈りつつ。
寒い中2件の作業
今日は寒い。
1件は鎌倉市の住宅にある家具を載せ、その足で八王子市内の倉庫に行きレコード1500枚を加え、足立区のアパートに搬入するもの。
これはお客さんが手伝うという条件で、運転手だけを派遣した。
朝7時に出て行ったと思うが作業終了の電話が来たのが17時だった。
一方2件めは相模原市内のアパート2階部分の部屋の不要品処理だった。
大半は依頼者が取りまとめてくれていたため、ほんの1時間程度で搬出が終わった。
どちらも近似値の料金であったが仕事は速く終わるものの方がうんといい。但し引越しはゴミが出ないが、ごみ処理は処理代がかかるのが難点だが・・・・