実は(to tell the truth)

今日は私の誕生日だ。
大東亜戦争も終盤にかかった1944年2月23日、東京府芝区新堀町28番地にて出生した。
母に背負われたびたび防空壕に逃げ込んだらしい。
終戦を待たずして、両親の出生地の南多摩郡鶴川村野津田へ強制疎開で戻って、以後その地で大人になった。
そんな人生を送った私もとうとう67歳になった。
息子が「今日は俺が飯をご馳走してやる」といっている。
甥からも何かプレゼントが来るだろうと楽しみにしている今日この頃である。

重なる電話

今朝は次々電話がかかってきて、てんてこ舞いをした。
西新宿に住むお姉さんは「マンションの9階から不要品を搬出処理してもらうのにいくらかかる?」
あるおばあさんは「この間テレビに出ていたところでしょ?」「間もなく田舎に引っ込むので東京の住まいの大半のものを始末したいの」
そして東京都北区のある飲食店のご主人からは「串焼きの店をたたむので什器備品を片付けたい。それについては見積もりに来て欲しい」と。
13時の約束で北区に向かった。何軒か電話をしたが電話に出ない業者や、出ても感じの悪い業者が多かった。そんな中、私に白羽の矢が立ったとのことで、即決した。
値切りの交渉はあったが、折角私を呼んでくださったので、勉強させていただいて、明朝作業をすることとなった。