妹の住まいだった

昼過ぎに入った電話。大和市内のマンションの片付けの話だった。13時半に現場へ見積もりに伺った。妹さんが住んでいた所だそうで、明日の朝作業をすることになった。
このマンションは以前他の現場で丸々一軒片づけをやった依頼者が住んでいたマンションだった。
同じ建物へ別の依頼人の用件でお邪魔することは良くあるものだ。
久しぶりの目一杯現場なので体が持つかどうか、心配である。

お盆が過ぎて

また電話が頻繁にかかってくるようになった。
休みたい、電話が欲しいと言う相反する日常だが、元来片付けや回収作業が好きなのかも知れない。
高校を出て最初に勤めた山水電気で現業のいやな面だけを見続けてきた私としては、再就職は決して現業はいや!と、硬く思い込み外資系の広告代理店に就職したのだが、結局現業に舞い戻って数十年やってきた。
遺品処理やごみ屋敷片付けは私の天職なんだろう。