ゴミ屋敷片付けのほかに、別の柱があることは以前にもお話していますが、今日、その柱のほうへ問い合わせが来ました。
その柱とは、一般廃棄物収集運搬業です。
見積もりを求められたのは市内のゲームソフト販売店。
毎週缶、壜、可燃物などが10袋程度排出されるので、それを片付けてくれる業者を選定したいとのこと。
早速息子に話を聴きに行かせ、見積もりをしたとのことでした。
そんなに利益の出る仕事ではないので、積極的に営業にも行かないので、お客さんが増えたり減ったりを繰り返しています。
月別アーカイブ: 2012年6月
山帽子
ペットボトルからいつもの異臭が
昨日の世田谷のゴミにはかなりの量のペットボトルが含まれていた。
その大半に飲み残しの飲料が入っていたが、PETの再資源化のためには水分抜きとらなくてはならないので、ふたを開け、飲料水を抜く作業を始めたが、何本かに一本は例の悪臭がするものがあった。
われわれ業界で言うションペットだ。
正直に申告してくれればそれなりの対応が出来るのだが、片付けてきてしまった後ではもう取り返しがつかない。
作業を終えた後、すぐお風呂で目いっぱいシャワーを浴びた老人である。
また事務所の前のゴミ置き場に、持ち出し日でもないのにゴミが置かれていた。しばらくして、今度は近所のばばあが木の枝を切ったものを3束出そうと持ってきた。「今日は持ち出し日ではないよ」といったら「木でもだめなの?」と切り返してきたので、「365日目の前にゴミが出ている者の身にもなれよ!」といって追い返した。そのままにしておくと、どんどん増えてしまいそうなので、業務で使っているパッカー車に入れて、市役所の焼却場に捨ててきた。
昼を過ぎて外へ出たところに軽自動車で乗りつけた男がゴミ袋3個を置こうとしていたので、怒鳴りつけて持ち帰らせた。
このように自分がってな者が多い現代、ますます私の血圧が上がってしまう。
「脳溢血で俺が死んだら、みんなお前たちのせいだぞ!」
世田谷区野沢
今日は一軒目が座間市内の会社の備品移動と不用品処理、二軒目が東京都世田谷区のゴミ部屋の片付けとなった。
鈴木、吉野コンビに行ってもらい、夕方7時半に戻ってきた。
音楽の好きな青年だったようで、ウクレレやバイオリンなどをごみとして持ち帰っていた。
その現場は世田谷区野沢で、私にとっては懐かしい響きの町である。
二十代の前半から勤めていたアメリカ人の女性の経営する広告代理店で、先輩の電話交換手のお姉さんと、親しくお付き合いをしていた。
彼女の住んでいたのが野沢龍雲寺に近い住宅街だった。しばしば彼女を送って行ったのを覚えている。
それでもある時うまく行かなくなり、私はその会社を辞めて、ほかの会社に就職したのだった。
数多くお付き合いをした女性の中で、名前を覚えているのは彼女と初恋のプラトニックな関係だったあの人の二人だけである。
ほかの女性は名前すら思い出せない老人になってしまった。
座間
今日は、神奈川県の座間市のある企業の倉庫内での備品の移動と、不用品の処理のために、鈴木君と吉野君に行ってもらっている。
それほど時間はかからないと思うので、戻ってきてから東京都世田谷区のプチゴミ屋敷(弊社では膝程度の積層物がある部屋はそう呼んでいる)の片付けに行ってもらう手はずになっている。
ゴミ処理代金はアメックスのカード決済とか。
カントリーロード
今は無きジョンデンバーの大ヒット、「カントリーロード」にちなんだカントリーミュージックレストランが神奈川県愛甲郡愛川町半原というところに在ったのをご存知の方もあるだろう。
週末になると、サミー平野とドランカーズをはじめ、いろいろなカントリーミュージッシャンが集って演奏をしていた。
15年ほど前店主が体調を崩し、閉店した。ところが昨日、その店のあった国道を通ったら、店のあった場所の反対側に同名のピザ宅配の店があるのに気がついた。
夜になって、検索で同店の電話番号を調べ、電話を差し上げてみたら、やはり元の店のオーナーが宅配だけをするピザ屋として10年ほど前からやっていたとのこと。
旧店舗の反対側に目をやる事も無かったので、10年間気がつかなかったのだ。
カントリーロード
中略
Country Roads, take me home
To the place I belong
West Virginia, mountain momma
Take me home, country roads
Thinkin’ of the randezbou
中略
YOU ASKED ME IF I STILL WENT DOWN TO JOE’S PLACE
I SAID YES I DO BUT IT’S BEEN A LONG LONG TIME
白根君がお休み
毎日のようにネットオークションで落札された商品の配送のために、お世話になっている佐川急便の集荷に来る白根君が今日はお休みで、代わりの人が集荷に見えた。
聞くところによると、お昼を食う時間も取れないようだ。
私も三十代の半ばにトラックに乗っていた事が有ったのだが、小口の配送は車を停めてゆっくり昼を食う時間が無く、走りながら弁当を食い、インスタントコーヒー、クリームと砂糖を自分の好みに合うフォーミュレーションにブレンドしたものをビンに詰め、大きな家庭用ポットと、マグカップで信号待ちの時にコーヒーを入れ、飲み飲み走っていた。
絶対配り残しをしないので、どんどん配達件数を増やされ、困った反面もあった。
まともが通じない世の中
先日の相模原市上溝の生活保護で引越しをするやろうの見積もりは
三社の最安値で見積もりを作ったのだが、他の業者に決まってしま
ったと、電話があった。
やろうが段ボール箱を用意するといった業者に最安値の上書きを促
したからだろう。
役所の金で引越しをするんだからダンボールぐらい自分で用意しろよ
とまともなことを言っても、意に介さないやろうが役所の金で引越
しをするのは許せね~~~~!!!
相模原市橋本
午後、相模原市橋本の痴呆症になられたおじいさんのお宅の丸々片付けの作業があった。
このおじいさんのケアープランを作成されているケアーマネージャーさんから紹介され
たお宅。
とうとう二回とも(見積もりのとき、今日の作業のときの二回)おじいさんにお会いす
る事が無かった。
おじいさんはもう青森へ、発ったんだろうか?
明日は宇都宮の貸家に住んでおられた老夫婦が他界され、その貸家の丸々片付けに行か
なくてはならない。
朝一で足立区へ
足立区の生活保護受給者のお宅の引越しの見積もりに。
息子さんが立ち会われて、「引越し先へ持ってゆくものはたいしてない」とのお話。
大半が処分品となるので、そこそこの見積もりになってしまった。
生活保護受給者の引越し費用は行政が出してくれるのだが、引越しの際に出る不用品の処理費は出ない。
結局不用品の処理費と引越し費用が合算された形で行政に見積書として出されることになる。
決して好ましい事ではないのだが、これが現実なのだ。