汲み取り便所の財布

先ほど、「ボットン便所に財布を落としてしまったんですが、取ってもらえますか?」という電話が。

ご自分でも色々試みたようですが、うまくゆかなかったとのこと。自分の誕生日に便所から財布を拾い上げる作業は、正直やりたくないことなので、お断りさせていただきました。

できれば回収できないことを祈りつつ。

だって万が一回収できタラソ中に入っていたクレジットカードはもとより、紙幣、硬貨が市中でみんなの手にわたることを考えたら、あなただっておいやでしょ?

それでなくても貨幣はどんな生活環境で使われたものかわからないものが流通しているということを考えたことがあります?子供のころから母が「お金をいじった手は必ず洗いなさいよ!」と言っていました。10か月の息子と死別、13歳の娘もジフテリアで他界させてしまった悲しみから、残った子供は何としても病気にかからないようにしなくてはという決死の気持ちがあったんだと思います。

私も中学一年生の夏の40日ほど、原因不明の高熱にさいなまれたことがありましたが、それを乗り越え、島東京で76歳の誕生日を迎えました。

母のおかげと、心より感謝の気持ちでいっぱいです。

相模原市緑区青山の遺品整理

神奈川県相模原市(旧津久井郡)青山は山梨県南都留郡山中湖村へつながる山梨県道志村へ繫がる神奈川県側の入り口となる地域。

その青山地内の両親が住んでおられた住宅の遺品整理のご用命をいただきました。南向きひな壇の住宅で住環境も静かで、うらやましい住宅です。

ご兄弟がご両親と長年にわたり居住されていて、そのご兄弟も独立されて久しく、その後ご両親が他界され、住人を失った住宅の始末をお考えとのことでした。

四人分の生活を支えてきた什器、備品の点数も多く、通常のお宅の2倍から3倍の物量で、そこそこ搬出処理料金もかさむところ。

早ければ月内の作業でしょうか。

川崎市高津区で遺品整理

先週5,6日の二日間、川崎市高津区の一戸建てのお宅の遺品整理をさせていただきました。

私のフェースブックを通してご入魂にしていただいているアメリカンカントリーミュージックをこよなく愛する知人の方からのご依頼でした。

ご両親が住まわれておられた高津区のご実家で、ごりょゆしんとも他界されてしまい、住む方がおられないので室内外のものすべてを片付け、不動産を売却されたいとのことでした。

両日とも作業員4名体制で丸二日の作業となりました。二日目と三日目、四日目は回収させていただいた家財一式の分別搬出で延べ人員8名となり、そう延べ人員18名の作業でした。

知人ということもあり、破格の作業料金でお引き受けした物件でしたが、充実感のある、現場であたことは言うまでもありません。

相模原市上溝と大和市で丸々二軒の片付け

雨の中、相模原市中央区上溝の生活保護所帯の方が体調を崩され、市役所の生活支援課の要請でアパートの丸まる片付けを済ませ、あわただしく次の大和市のアパートの丸まる片付けに出かけました。

相模原の現場はいかにも生活保護所帯といったところでしたが、大和市の現場は生活保護を受けていた所帯とは思えぬ、山のように生活必需品の買い置きがあり、びっくり。

みんな生き様が違うものだな~と、感心してしまった一日でした。

結局4日間の作業でした

相武台団地のごみ屋敷の片付け作業は持ち帰ったごみの分別搬出作業を含め二〇人口、4日間に及んでしまいました。でばが悪いのと、エレベーターの無い4階の狭い階段が仇をしたためです。同じ現場にこれだけかかわったのは我ごみ屋敷片付け人生で初めてのことでした。

家主の誤解で、ベランダの洗濯干し用のハンガーからロープを南側の道路まで張り、それに滑車をかけて滑車の下にゴミ収納用の大きな繊維製のバッグを下げてごみを搬出しようという計画を「近隣のプライバシーを侵害するからやめて」というわけのわからないお話でとん挫。

我々が滑車にぶら下がって四階から一階まで移動するのではないのにね。