しばらく身動きが出来なかった。
今日また突然の依頼で宇都宮へ。今週もう三回行っている。
小学生と2歳の子を残して、かみさんが新しい男と出て行ってしまったそうだ。
残されたご主人は塗装会社の社長で、酒も飲まない人だとか。男手で2歳の子の面倒を見ながら仕事をするには、あまりにかわいそう。
今まで住んでいたアパートを引払い新しい住まいに転居してしまったが、前のアパートの返還期限が近いので、残してあったものすべてを片付けたいとの希望だった。
荷物を積み終わって、トラックの上で積荷の落下防止用のコンパネの位置を直しているとき、その板と一緒に地上へ頭からおっこった。
いたい、苦しいで、しばらくは起き上がることが出来なかった。
何とか戻ってきてアイシングし、これから膏薬を張ろうと思っている。
今日の依頼人はきっとこんな心境ではないだろうか?